キャスト&スタッフコメント公開
作品の解禁に合わせて、キャストの福田愛依、都塚寧々、木戸衣吹、ましのみ、五十嵐裕美、秦佐和子、またスタッフの長谷川圭佑(監督)、堀江貴大(脚本)、rionos(音楽)、中沢莉奈(プロデューサー)の10名からコメントが到着しました。
□Cast
Episode 1
<福田愛依>
演じさせて頂いた女子高生の性格と自分の性格が共通している部分が多くあった為、より自然な状態でお芝居することが出来たと思っています。
撮影期間は1日とあっという間だったのですが、スタッフさんや地元の方との出会いがたくさんあり、とても楽しい撮影でした!
この作品では、2人がなかなか自分の気持ちを素直に伝えられないという、女子高生ならではの悩みを表現する難しさがあったので、2人の表情などを通して微妙に変化していく関係性にも注目して頂けたら嬉しいです。
<都塚寧々>
映画出演はもちろん、演技をする事自体ほとんど初めてだったので、お話を頂いた時は「本当に私でいいのだろうか」と不安でした。撮影が終わってからもちゃんと出来ていたのか不安でしたが、とても良い経験になりました。素敵な作品に参加させていただく事ができて光栄です。
Episode 2
<木戸衣吹>
普段は声のお仕事をさせて頂いてるのですが、この作品では「表情」や「動き」で表現する、いつもとはまったく違ったお芝居だったので、とても貴重な経験をさせて頂きました。
共演したましのみさんとは今回がはじめましてだったのですが、一緒にいてとても居心地が良く集中して撮影に挑むことができました。
本編は長谷川監督が作り出す美しい世界観と役者さんのお芝居や音楽が融合した素晴らしい作品になっておりますので、是非皆様劇場でご覧ください!
<ましのみ>
Episode 3
<五十嵐裕美>
私は、画面を通して演じることしかしてこなかったので大変不安でした。正直今でも不安です(笑)
撮影の日はとにかく監督のOKを信じました!衣装もメイクも割と非現実的だけど、2人のやり取りは日常的で、秦ちゃんとだったので会話もしやすく人見知りの私は助かりました。紅葉もギリギリでしたがとても綺麗で気持ちがよかったです!
監督の映す綺麗な世界を映像でもお楽しみ下さい。
<秦佐和子>
監督のイメージされるとても綺麗で、切ない映像の中に存在させて頂けて本当に光栄でした。カメラの前でのお芝居はあまり経験がなく、戸惑うことも多かったのですが、五十嵐さんと一緒だったことで緊張が解れ素直に二人の時間を楽しんで過ごすことが出来たように思います。
□Staff
<長谷川圭佑(監督)>
この作品は、派手なアクションも壮大なCGも無ければミステリーでもサスペンスでもありません。残念ながら殺人事件も起きなければキスシーンもありません。
とある〝二人〟の長い人生のほんの一日のほんの数分を切り取った、言わば〝日常〟に近いものと思っています。
二人の関係にも、この映画にも、正解はありません。見る人によって色んな感じ方があって、二度目、三度目と見返すことで新しく見えてくるものがある、そんな映画になっていれば嬉しいです。
<堀江貴大(脚本)>
3組の“ふたり”の間にある光を掬うような気持ちで脚本を書きました。写真家である長谷川監督はその光を美しいものとして映し取ってくれたと思います。でも映画だからその光はすぐに消えてしまう。映画館の暗闇でその儚い光を感じていただきたいです。
<rionos(音楽)>
様々な年代の女性たちの持つ、それぞれの微妙な関係性の中にある言葉では言いつくせない感情を、音楽では楽器の少なさや、間を大事にして表現してみました。ピアノメインで作曲していきましたが、繊細で美しい映像に合うように、ピアノもささやかで木のぬくもりを耳元で感じるような暖かい音色になっているので、ぜひそこにも注目しながら観てみてください。
<中沢莉奈(プロデューサー)>
本作では、フラットな目線で、「10代・20代・30代という異なる世代の女性の美しさを描きたい」という想いがあります。それぞれの世代の女性同士の<関係性>のなかにある揺らぎや光を感じて頂ければ嬉しいです。
この映画を観て皆さんのなかで生まれた感情と融合して、初めて完成する映画ができたと思います。